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カテゴリ:看護師が使える英会話

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看護師が最初に話すことの一つに担当者は私ですというのがあるかと思います。
しかしこれ、英語で言えますでしょうか?

調べてみますと、
I will be in charge for you.
という定型文がでてきました。
しかしこの「will be in charge」、少し高圧的な言い回しのようで、担当は担当でも責任者というニュアンスの様です。

ではどういえば自然なのでしょうか?
この場合、「will be assisting」を使い、
I'll be assisting you.
というのがより看護師が使う担当に近いようです。

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私が勤める病院では、英語へのアレルギーが強い、もしくは話せない看護師が大半ですので、どうしても内容を聞いていると堅い表現で話しているように思います。

そこで今回から数回にわたって、普通の会話で使いそうな英会話をまとめていきたいと思います。
この内容の元は、大分昔に購入した「ヒップホップスラング」や、オンライン英会話教室、かつての英会話教室で習った内容が元になっていますので、現在のネイティブの表現からすると既に少し古いかもしれませんが、教科書英語よりは砕けた内容かと思います。


■調子はどう?
1.What’s up?
男性の英会話の先生がよく使っていました。
なじんでくると、「Hey dude. What’s up?」や「Hey men. What’s up?」というような表現を使用することもあります。これは、「よう兄弟、元気か?」というような意味の例文です。


2.How’s it going?
一つ目の例文よりはフォーマル、しかし日本人がよく使う「How are you?」よりは砕けた話し方になります。
「Hi. How is it going?」などのような感じで使って、「調子はどう?」のように親しい間で使用する挨拶のイメージです。


3.How’re things?
2つめの例文よりももう少し砕けた言い方になりますが、1つめよりは丁寧な言い方です。意味は2つめと同じで、「調子はどう?」です。


■返答例 特に何もない時や、調子がよい時:
4.Not much.
「特になにもないよ」「変わりないよ」という意味で使います。

5.Not bad.
4の例文と似ていますが、こちらは直訳すれば「悪くないよ」ですが、「調子いいよ」という意味で使います。

6.I’m okay.
いつも海外の患者様と話すと帰ってくる返答です。「特に変わりないよ」などの意味で使います。

7.I’m good.
これも良く聞く返答例です。「調子いいよ」というような軽い感じで問題ないことを伝える時などに使います。

8.I’m all right.
私はあまりこの返しを聞いたことはありませんが、ネイティブの方々は「まあまあ」という意味で使うようです。

9.I’m excellent.
「excellent」つまり「最高です」という意味で使います。
まあアジア人はあんまり使わないかも。

10.I’m awesome.
「excellent」よりも「awesome」の方が若干強めの「最高です」という返しになると思います。
英会話でヨーロッパ出身の先生がたまに使っていました。

11.Better than ever.
「いまだかつてないくらい最高」という意味ですが、使ったことないですね。
他にも、「Never been better.」でも同じような意味になります。


■返答例 調子が悪いとき:
12.Not so good.
「あまり調子よくないな」という意味です。よく使う文ですので、このまま覚えましょう。

13.Could be better.
例文12よりも少し調子悪いニュアンスで、「良くないです」という意味で使います。

14.Pretty bad, actually.
実は「actually」かなり悪い「Pretty bad」という意味の例文です。
この「Pretty bad」、よく使う単語です。
「Pretty」というのが、可愛いなどの意味を知っている方が多いので、これと繋げて少し悪いという意味で使いがちですが、「Pretty」は繋げてつかうことで、「ひどい」「大変悪い」などという意味になります。
私も間違えて使っていて指摘を受けたことがありますので、注意が必要な表現です。

15.I don’t feel well.
「あまりよくないね」くらいの意味で使います。

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前回に引き続き、PAM HUGS FOSSについてです。長くなったので、2回に分けました。

今回は

F:Family history ・・・ 家族歴
O:Obstetrics and gynecology ・・・ 産婦人科系、最近の生理、中絶
S:Sexual history ・・・ 性歴
S:Social history ・・・ 社会歴

についてまとめます。


8.家族歴:Has(Does) anyone in your family ever had the same illness?
あなたの家族の誰かが「anyone in your family」これまでに「ever」同じ病気「same illness」をしたことがあるかを聞いています。


9.産婦人科の病気:
10.性病歴:
これらに関しては、項目が多いので、以下の問診表を参照してください。
http://www.kifjp.org/medical/english/pdf/sanfujinka.pdf
※多言語医療問診票


11.社会歴:
May I ask what your occupation is? ・・・ ご職業「occupation」は何でしょうか?
What is your marital status? ・・・ 結婚歴「marital status」はありますかという表現です。


他にも聞くことはたくさんあるかと思いますが、代表的な例文を載せてみました。
ご参考になればと思います。

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少し前に書きました「OPQRST」で現在の状態は概ね把握できますが、その背景となるものも聞いておくと良いかもしれません。

そこで今回は、PAM HUGS FOSSについてまとめたいと思います。
どちらかというと、ここまでくると、看護師というよりは医師の領分ですが、知っておいて損はないかと思います。構成要素はこんな感じです。

P:Past medical history ・・・ 既往歴
A:Allergies ・・・ アレルギー
M:Medication ・・・ 薬

H:Hospitalization ・・・ 入院
U :Urinary problems ・・・ 尿
G:Gastrointestinal problems ・・・ 便
S:Sleep pattern ・・・ 睡眠

F:Family history ・・・ 家族歴
O:Obstetrics and gynecology ・・・ 産婦人科系、最近の生理、中絶
S:Sexual history ・・・ 性歴
S:Social history ・・・ 社会歴


聞き方はこんな感じです。

1.既往歴:Have you ever had any serious illnesses?
「serious illnesses」で大きな病気や深刻な病気、「Have you ever had」で「~したことがありますか?」ですので、今まで大きな病気はしたことがありますか?という意味の文になります。


2.アレルギー:Could tell me about any allergies you have?
「Could tell me about」で、~について教えてくれませんかの意味です。「any allergies」で何かのアレルギー、「you have」でありますかですので、何かアレルギー疾患はありますか?という意味になります。


3.薬:Are you currently on any medications?
「medications」は薬物治療、薬を飲んでいるだと「take a medicine」となります。「currently」が現在ですので、今何か薬を飲んで治療していますか?という意味になります。


4.入院:Have you ever been hospitalized?
「hospitalized」が入院させるですので、今まで入院したことがありますか?の意味です。

※医療人として知っておきたい、入院と退院の表現:
よく退院をENTとカルテに書く人がいますが、ENTはドイツ語で退院の「Entlassen」を指します。
では入院はドイツ語でどういうかと言いますと、AUFと書き、「Aufnehmen」のスペルです。比較的年齢の高い医師が今でも使うようです。

しかし看護協会で2015年くらいに受けた研修では、どうやら最近はENTやAUFなどのドイツ語表記は使わず、英語表記に統一するのが一般的になってきているようです。

入院は「hospitalization」「admission」、退院は「discharge」を使用するのが一般的なようです。


5.排尿: Do you have any problems with your waterworks?
「waterworks」は、泌尿器のことを指しますので、この言い方で広範囲に尿に関する質問に使えます。よく病院職員が使いたがるウロ「Urologie」も同じ泌尿器を指しますが、ドイツ語です。


6.便:How about your appetite and your bowels, is everything normal?
上の例文は、食欲「appetite」と便「bowels」について一緒に確認しています。
一緒に聞けば、食べていないから便がでないのか、それとも何らかの原因で便秘なのか鑑別できますね。


7.睡眠:Have you been getting enough sleep?
十分な「enough」睡眠「sleep」がとれていますかという例文です。
このまま覚えておくと便利です。

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痛み、消化器症状につづいてよく使うのが、風邪症状だと思います。
今回はこれについてまとめていきます。


1.気管支にまつわる英会話
I have a sore throat. ・・・ 「throat」で喉という意味です。「sore throat」で喉が痛いという意味になります。soreは痛みについての日記でも書いたように、炎症に由来する痛みです。
I have a cough. ・・・ 「cough」で咳という意味ですので、咳が出ますという文章になります。

I'm coughing up phlegm.  ・・・ 「phlegm」で痰という意味です。「coughing up」で唾を吐くなどの意味ですので、繋げると痰を吐き出すという意味です。

関連して、
Mucus ・・・ 鼻水、唾、痰などの体液
Sputum ・・・ 唾
なども覚えると良いかも知れません。


Mucusは、体液と混ざって出る少し粘り気のある液体!なので、鼻水とかも含まれます。Phlegmと、Sputum


2.鼻水がでる
I have a running nose. ・・・ 「running」は走るの意味でも使いますが、流出するという意味もあります。「nose」つまり鼻という単語と繋げると、流れ出る鼻水という感じになります。
My nose is stuffed up. ・・・ 「stuffed up」で鼻が詰まるという意味です。「stuffed」は鼻とはあんまり関係がない単語ですので、これは文章で覚えましょう。
I have hay fever. ・・・ 「hay fever」で花粉症です。
I have a pollen allergy. ・・・ 「pollen」で花粉、「allergy」がアレルギーですので花粉症となります。


3.熱がある
I have a fever. ・・・ 「fever」で熱、つまり熱がありますという意味です。
I feel a little feverish. ・・・ 「feverish」で熱っぽい、littleをつけることで、少し熱っぽいとなります。
I have a temperature. ・・・ 「temperature」で気温、体温という意味です。これも熱がありますという意味で使われます。


以上、痛み、消化器症状、風邪症状についてまとめてきました。
問診でよく聞くのはこのあたりの単語になるかと思います。
覚えておいて損はないかと思います。

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